『“日本の美”、それが凝縮されたものこそ「国宝」』。橋本麻里さんの視点から観た丁寧な国宝案内本でした

『“日本の美”、
それが凝縮されたものこそ「国宝」なのです』というキャッチに魅かれました。
ここ数年のNHK趣味番組には目の付け所、
企画、
内容、
とても
感心させられることが多いですが、
本番組も非常にすばらしいです。
観光で訪れた際にある“国宝”がどのようなもので、
何がすばらしいのか、
日本人として
知っておきたい内容がきちんと案内されています。


なじみのある日光東照宮を“デコラティブ”と表現し、
平等院鳳凰堂と浄瑠璃寺を“極楽浄土のテーマパーク”と紹介する。
まだはじまったばかりですが、

毎週番組のはじまりを楽しみに待っています。


以下HPからの引用ですが必見の番組です。


第3回 花の競演！ 超モダンデザイン 尾形光琳 「紅白梅図屏風」 「燕子花図屏風」
第4回 桃山時代を体感！ 三井寺 光浄院と狩野派・風俗画
第5回 迫力のリアリティー 東大寺 金剛力士像
第6回 “国宝一年生”縄文土器 「縄文のビーナス」と「仮面の女神」
第7回 動物と人 戯れのメッセージ 高山寺 明恵上人と「鳥獣人物戯画」
第8回 お宝ごろごろ 国立博物館！
第9回 総集編（※第９回の放送は、
第１回~第８回の内容をまとめた総集編を予定しています。
テキストには放送内容の掲載はありません。
）

もちろん、
テキストとしては格安とも思える内容なので番組を観ていない人にとっても手元に残しておきたい一冊になっていました。
橋本麻里さんの他書も読んでみたいと思います。