素晴らしい古典への誘い

「小倉百人一首」と言えば、
高校一年生の冬休みの宿題で１００首全部を暗記する宿題が出たのを思い出します。

おかげで、
「小倉百人一首」については、
すべての歌について、
それなりに知識を持っていると思っていました。

今回、
この本を読んで、
そうした先入観を吹き飛ばすようなユニークなと言うか、
卑近な注釈に、
目の鱗が取れたような気がしました。

それだけ、
より一層「小倉百人一首」が身近なものになったと思います。

これまで、
古典に馴染みのない人でも、
この本を読むことで、
うんと短歌に親しみを持てるのではないかと思います。

こうした本によって、
より多くの人がこうした過去の人たちの残していった遺産をより身近なものとして親しんでほしいなと思います。

そんな入門書として、
非常に価値のある本だと思います。
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