歴代ウィーン少年合唱団ファンにも　おそらく　納得の選曲

　なぜ、
私はウィーン少年合唱団から離れられないのか？　たぶん、
この独特の発声のその声の色彩にあると思います。
このCDには、
その独特の「合唱の音のWSKの色彩」があるように思います。


　そのクリアな音の質に似合った選曲も良いです。
上手な合唱団は世界中にたくさんありますが、
サラサラとクリアな合唱はウィーン少年合唱団のみ！　

　が、
さりげなく某氏の曲も入れているところがあざとく浮いているように感じますが・・・しかもその曲に、
他の曲以上に力が入っているような・・・。


　ソロも割合、
入っていて、
ソリスト名が記載されている姿勢もマルです。

　冷たく透明な質感の音がハモると本当に気持ちが良い。
やはり、
このウィーン少年合唱団にしか出せない「音」は、
超貴重。


　出す音の一つ一つ、
音を止める瞬間まで気を配っていた、
演奏が芸術だった頃と比較しても仕方ないことなんだな、
と思います。

　2000年以降、
ちょっと・・・とWSKから遠ざかっているファンの方でも、
懐かしさを感じるところがあって、
しかも新しさ（時間の推移）にも気づかされるCDだと思います。


（勝手ながら、
私は★２~４でレビューし続けていますので★4つは優・良・可の「優」です。
古いですけれど）0