イタリアの図書館改革
イタリアの図書館改革について書かれた本です。
原著2009年刊。
今までにないタイプの欧米図書館紹介だと思います。


1章では、
この本が全く初めてというわけではないのかもしれませんが、
ヨーロッパの図書館の実態がよくわかりました。

よくある欧米を美化した図書館紹介ものには、
以前から以下のような疑問を感じてきたのですが、
それらがかなり氷解しました。


・米英やプロテスタント圏に偏る欧米図書館紹介、
賛美
→ 聖書の自主講読の伝統があるプロテスタント圏とカトリック圏では読書の伝統が大きく異なるという指摘。
この本では後者のイタリアの事例で、
日本とよく似ている点が散見される。
日本だけが先進国中で図書館政策が遅れていたわけではない。

(フランスの図書館は2008年まで、
日曜閉館が当たり前、
日曜開館しようとしたらストライキが起きたそうです)

・階級の問題。
階級社会ヨーロッパで、
誰もが同じように平等に図書館を利用しているというような紹介は本当か?
→ 図書館という舞台装置が労働者階級から見て、
自分たちとは縁のない場所と感じさせてしまう現象が確かにある。
また壮麗で知的な感じの図書館建築がそのような傾向を助長している例を挙げている。
イタリアで中高生からの利用が減少するのも、
労働者=非進学組が利用しなくなるため。


・統計は本当に正確なのか?
→ 様々な不正確な統計。
1割ほどのヘビーユーザーが統計を押し上げている現実がある。


そして2章以降、
ネット社会、
イタリアの教育の現実、
高齢化などをふまえ、
著者の図書館実践について記載しています。

キーワードは、
広場、
スーパーマーケット、
標識、
座る場所・・・などなど。


もと千代田区立図書館長の柳与志夫による解説付きです。
日本の場合は、
あまりにも大衆化・貸出至上主義化した図書館を、
知のスペースとする改革であり、
イタリアとは逆方向だが目指す地点は同じでは、
としています。
知の広場――図書館と自由

その他の感想

とてもおしゃれなおむつケーキに大満足です。
参考書として購入
第二の仕事です!
回転式のフタは外せるので、隙間は洗えます。
傷病・疾患名の英語並びにドイツ語表記、その略語、医療事務に必要な専門用語
本体のチープさが目立つ
配送期日が守られず残念
疑うことはもうやめよう☆強く信じることで願いを叶えよう☆
光人社NF文庫最高傑作
かなり良い!欲しい人は無くなる前に買っちゃったほうが良いです!(^-^;
写真印刷
確かに「必ず役に立つ」良書
奥行が若干深く安定性が悪い以外は完璧
1箇月で冷蔵庫の故障
信長の野望創造PK+大阪の陣追加シナリオ&バグてんこ盛り=フルプライス
子供は親に色んなことを教えてくれます。
個人的にはとても気に入ってます
効果は実感できる
これはひどい
おもいどおり
以外と大き目
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ギター20年ぶり再デビューおっさんのリハビリ用弦にはもってこい
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最強のケーブルカッター
分かりやすい解説書
すぐに届いて満足です
ほこり
適度なフィットは、安心感と緊張感を生みます。
かわいくてあたたかい
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