基地問題や原発を「対岸の火事」にしてはならない
登場する面々の豪華さに惹かれて購入。
「沖縄タイムス」で連載されたインタビュー記事が書籍化されたのだとか。
テーマは基地と原発。


どういうわけか構成が「第1章」「第2章」ではなく、
いきなり名前で飛び込んでくる目次だったので、
どこから読んだらいいのか一瞬わからなくなるも、
おそらく50音順で掲載しているんだなと思って、
頭から読み始める。


私が「なるほど!」と感じたのは、
内田樹氏と開沼博氏の項目だった。


内田樹氏。
冒頭から「日本をここまでの状態にしてしまったのは自分たちの世代に責任がある」と語る。
1950年生まれの内田氏から見ると、
72年以降、
それまで日本の戦後復興に力を注いできた「明治人」たちがほとんど退場してしまい、
自分たちの世代が遺産を食いつぶしてしまったと、
内田氏は世代的責任を自ら追及。


内田氏が反体制闘争をあきらめたのは、
闘争の敵であった自分たちの父親世代のしたたかさにあった。
周囲の「革命戦士」が次々と「産業戦士」になってしまったのは、
過激な学生を排除せず取り込んでしまうという懐の大きさがあったからだ。
政治家も、
財界人も、
明治人たちは相当の胆力を備えていた。
そういう百戦錬磨の明治人たちを見て、
当時の内田氏はエスタブリッシュメントを「悪い奴らだけど任せられる」と考えていた。
けれども、
今回の原発事故後の政治家たちの対応を見て、
内田氏の思いは打ち砕かれてしまった。


正確に言えば大正生まれなのだけど、
明治人的な懐の大きさを知らしめるエピソードのひとつとして、
田中角栄氏が挙げられている。
元革マル派の若者を越山会青年部に入れてしまうという話には驚いた。
角栄氏は「革命をやろうとは気骨があってよろしい」と言って、
革命戦士を取り込んでしまう。
今の政治家・財界人にはできない芸当だ。


「偉い人に任せておけばなんとかなる」という、
一般市民のノホホンとした考えを、
思考停止という。
そうやって沖縄に基地が建設され、
原発は稼働し続けてきた(昔はそれでよかったのかもしれないけど)。
器量が狭いくせに自己保身だけは周到になった日本のエスタブリッシュメントに対して、
私たちは「発言」と「監視」を続けなければならない。
この国はどこで間違えたのか ~沖縄と福島から見えた日本~

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