中年の僕には…
初めて、
三浦しをんさんの小説を読みました。
「本屋大賞」受賞と言う肩書きよりも、
辞書の編纂と言うテーマの面白さと本の装丁に惹かれて買いました。

帯のイラストからラノベテイストなのかな?そうではなく意外に硬派な作品だったらいいな、
そう思いつつ読み始めました。

しかし、
やはり、
ライトノベル感覚の作品で、
主人公、
その他の人物に感情移入出来ず、
楽しめませんでした。

ライトノベルが悪いとは決して思いません。
しかし、
どうしても、
漫画を読み慣れた若い世代に対する「媚び」のようなものを感じてしまうのです。

キャラが立っていることが初めにありき。
そのことに、
作品が縛られている気がしてなりません。

作者が、
誠実にこの小説を書いていることは、
色々な部分から感じ取れます。
文章も、
読みやすいように工夫されて書かれています。
でも…と思ってしまいます。

主人公「まじめ君」について言えば、
「本好き知性派女子の逆トジッ娘萌え」なんでしょうか。

対人関係が不器用で変わり者と思われているけど、
純粋で、
内に秘めた情熱があって―まじめ君は、
男の僕から見ても魅力ある人物像です。

小説で描かれる、
そのまじめ君は、
痩せ形で手足が長く、
服装は垢抜けないけど清潔で、
髪は少しモサモサだけどちゃんと毎朝出社前にシャワーを浴びる。
たぶん、
メガネを取ったら、
意外にイケメン。
僕は、
そう感じました。

男優でイメージするのは、
向井理の容姿と雰囲気でしょうか。
そんなまじめ君だからこそ、
美人のかぐやさんに好かれたのかなあ。
そんな皮肉でも言いたくなってしまう。
ちょっと、
いやかなり僻みだけど。

ちなみに、
かぐやさんも美人である必要なんてないんじゃないかな。
男社会の板前と言う世界で、
自分の職業に必死に打ち込んでいる女性なら、
それだけで十分魅力的だと思うけど。

シリアスとファンタジー半々くらいの作品と割り切れば楽しめる小説ですが、
不器用だけどひたむきに仕事に情熱を注ぐ人間の群像劇を期待すると、
作品の浅さを感じてしまいます。

現実社会で揉まれて生きてきた、
くたびれた中年の僕には、
登場人物たちの人柄の良さと抱いている夢の純粋さが、
いささか、
まぶし過ぎます。
舟を編む

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