学問を切り口にした反グローバリズム的日本論
本書はもともと2006年にNTT出版から出版されたものを文庫化したもの。
おそらく復刊されたのは、
グローバリズムによる歪みが学問領域にまでおよんでいるという本書の主張が、
昨今話題になった(あるいは、
なっている)安倍政権の政策や科学的な捏造問題にも通じるところがあるからだろう。
目次は以下の通り。


第1章 学問はなぜ閉塞状態に陥ったのか
第2章 体験的学問論 − 全共闘と教養主義
第3章 「知ること」と「わかること」
第4章 現代はなぜ思想を見失ったか
第5章 「保守主義」から読み解く現代
終章  学問の故郷

第1章では、
過度な学際化や専門化がもたらす弊害、
そしてポスト・モダニズム思想の矛盾や限界が指摘される。
第2章では、
著者の個人的経験に照らし合わせて、
学問あるいは教養に対する意識の時代的な変化が述べられる。
第3章では、
「知る」と「わかる」の相違、
また、
理解というのは個々人の生まれ育った環境によって培われた感受性を通してなされるもの、
といったことが論じられる。
第4章では、
グローバリズムによって生じた、
リベラリズムないし民主主義、
そして保守主義の限界や矛盾が語られる。
第5章では、
「慣習」に対する再評価、
靖国問題などをふくめた戦後の歴史観の諸問題について言及される。
終章はまとめ。
全編にわたって基調をなすのは、
グローバリズムによる価値の画一化に対する批判的見解だ。


本書は、
「教養」(著者は嫌いな言葉らしいが)に対する情熱や信頼が失われてしまった現代社会において、
学問のあり方を見直そうという意図にもとづいて執筆されたよう。
ただ、
途中から政治的、
社会的な話に偏りすぎて、
「学問とは何か」「教養とは何か」といった問いへの答えを求めていた分、
肩透かしをくらった。
もちろん学問だって実際の社会との関係を抜きにしては語れないとしても、
むしろだからこそ、
現代社会において学問が果たしうる役割、
つまり現代における「学問(教養)の力」をもう少し示して欲しかった。
学問の力 (ちくま文庫)

その他の感想

180cm/60kg、Lサイズ丁度良し。
コツが必要
なんでそんなに可愛いんだよ!!!!
安いけどいい。
待った甲斐が有りました
キワメテおすすめです!
この素材なら運動できる
知識を体系的に身につけられる
機能面ではこの価格なら言うこと無し
洗剤がつくと…
食洗機、レンジ可です。
1630
買えば納得
ボタンが効かなくなりました。
2015年版カフェ業界情報
楽聖・ベートーヴェンの生涯を一通り知ることが出来ます
好きです、これ♪
簡易に使用可能
反応ナシ
持ちやすい・形状とサイズだが
こんなディスプレイ台を探してたんですが…。
改訂前の日本語版が読みたい
半値だったので
いろんな解釈によるドリSONGS!!
10ミリスパナを使って締め込めば、ガッチリ固定できる。
人類の敵ネズミとの戦い
気軽に読める学書ではない
カメラワーク・編集が悪い
TPUカバーでも
家にあったのでどうやってつかっていいかと
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