安定のTUFシリーズ。

MAXIMUS VII GENEと迷ったのですが、
極端なOCを試す訳でもないのと
GRYPHON ARMOR KITが流用出来るらしいとの事でしたので、
GRYPHONE Z97に決めました。


GRYPHONE Z97のファンコントロールは良いですね。

メインストリームのM/BよりThermal Radar 2で温度モニタ出来る場所も多いですし、
温度管理がとても楽です。

ファン端子の数はMicroATXとしては多く7個あります。
（CPU FAN×2個・ケースFAN×4個・アシスト3pin×1個）
TUF ICeという温度管理とファン制御を行うチップを搭載したそうで、
Z87よりも低い回転数も設定出来る様になりました。

Thermal Radar 2と相まってファンコン要らずですよ。

Z97からは、
ASUS製VGAのファンコントロールが可能になりました。

GPU Tweakよりも細かく設定出来るので便利です。


更に、
GRYPHON Z87のオプションだったARMOR KITも流用出来ます。

付属のファンが良く考えられており、
VRMを効率良く冷却出来ます。

CPUクーラーと背面ファンとの関係で上手く冷やせない場所なので良いですよ。

OCで電圧盛ってもファンのお陰で安定します。


本当の耐久性は、
使い込まないと分かりませんが、
Z87同様に期待出来そうです。


一方で・・・
基本機能はZ97チップセットに準拠していますが、
9シリーズの特徴であるSATA ExpressコネクタとM.2スロットはありません・・・
GRYPHONE Z87との違いはオンボードでDisplayPortが追加されているくらいです。

ちょっと残念な気もしますが、
このM/Bの売りは他にあるので気になりません。

今まで不自由無く使用出来ていたので個人的には十分です。

MicroATXとしては十分な機能と拡張性は確保されていると思います。

逆に外部チップで拡張していないので、
余計なトラブルの種が無くなり安心感は増しますね。