昭和前期の日本人は、西欧のアジア侵略をどうみていたか。
『GHQ焚書図書開封』シリーズも10巻目を迎えることになった。

本巻では、
昭和前期から戦争期にかけて出版されたGHQ焚書図書を読み込むことによって、
「当時の日本人が欧米のアジア侵略をどのように見ていたのか」を明らかにすることがテーマになっている。
GHQ焚書図書7千余点のうち、
このテーマに関連する夥しい焚書図書の一覧が巻末の付録として示されているが、
その題名をみても当時の日本人が白人の支配するアジアを如何に真剣に観察していたかが理解できよう。
同時に焚書したGHQ(特に米英)にとっては誠に不都合な図書であったのだろう。


イギリスは太平洋侵略のトップバッターであり、
昭和11年(1936年)の時点で地表の支配面積は27%にも及んだ。
本巻では、
すでに1巻に記されたオーストラリア侵略を除いて、
ニュージーランドのマオイ族虐殺(第一章)、
インド劫略と支配(第二、
七、
八、
九、
十章)、
イギリスのシナ支配(第三、
四、
五、
六章)、
シンガポール略取(第十二章)、
ビルマ独立戦争と日本軍の大義(第十三章)と続く。
イギリスのシナ、
インド支配のことは比較的知られているが、
具体的且つ詳細に知るのは小生にとっても初めてであり、
イギリスが如何に地政学的・戦略的にアジアに対峙したかが明らかになる。


以下、
私見も入るが本書を読んだ感想を述べて見たい。
日清・日露戦争そして第一次世界大戦まで我が国は国家の存続をかけて努力してきた。
ところが、
戦勝国の一員となったものの世界が欧米主体であることを思い知らされた。
その後に起こった日米開戦は、
F.ルーズベルトの策略によるものだということは今や明らかになっているが、
妥協して日米開戦に踏み切らなかったらどうなったであろうか? 我が国は極東の小さな農業国に戻り、
アジアは今も欧米の植民地であったのかも知れない。
我が国は止むを得ず、
日米開戦を選択した。
大義名分をアジア侵略ではなく、
アジアの解放であったのは当然であり、
あの戦争を大東亜戦争と位置付けたのであろう。
この辺りの経緯は本巻に示された著書の記述からよく理解できる。
重ねて述べるが、
焚書された当時の図書の多くは極めて真面目なものであり、
軍国主義を煽るようなものではなかったと断言できよう。
GHQ焚書図書開封10: 地球侵略の主役イギリス

その他の感想

信頼のブランド
パイロット以外にも使っています
コロコロいらずでエコにも!
カビ付あり
FITにフィットだが、ゴム留めの緩さが気になった。
素早く出来上がり
さっぱりとした洗いあがり
名著とは聞いていたが、本当に名著だった!
意外なインテリアとしても
使いやすいです。二本目です。
強くてきれい
色であせった。
明るくなってきたかな
散布が楽!
商品の詳細情報が購入後変わっていた。
少しで長持ちする
四人の女性の迷走する想いも、ついに完結
薄荷の香りがしない
みんなが気になる、サイズ感。
もじ、数字の練習が何度でも
この価格でこの旨さ!
さすが純正。
面白い、一人バンドに使える
このような良書が多くの日本人に読まれることを期待して
もっと分析を
不具合はあったがちゃんと返金されたので★2
お夜食にお勧め
内容よし、サイズよし
珍しい設計
戻る