いままでの著作で一番深い内容

古久澤先生３冊目の著書です。
タイトルはやさしいですが、
今までの著書の中で一番深い内容が語られていると感じます。


頭のよい子、
運動の得意な子、
コミュニケーション力が高い子、
感情が豊かな子、
健康な子に育てたいと願うご両親や教育関係者には必読だと思います。


整体や体操で、
子供の「内側の身体」＝筋肉、
骨格、
血流、
氣の流れなどを整えることで、
子供が「あらゆる面でよくなっていく」ことが、
理論と実例をまじえて、
わかりやすく説かれています。
すぐ実行できる技法も満載です。


この本に紹介された理論や技法は、
子供のみならず、
自分を創りなおしたいと願う大人にも役立つと思います。
自分改革にはまず身体ですから。
この本は子供を表のテーマにしながら、
大人の心身を鏡のように映しだす構成になっているとも感じます。
古久澤先生の深い人間観・身体観がうかがわれます。


もっとも、
身体が固まってしまった大人は、
子供と比べると、
すぐには変わりがたいです。
私も何年もブリージング教室で学んでいますが、
色んな意味で全然です。
「こども整体」を読み返しながら、
「できてないなあ」と苦笑します。
でもコツコツやっていくしかありません。
子供と比べると「ウサギとカメ」のようなものですが、
「こども整体」を何度も読み返しながら、
今後も実践していく覚悟です。