マニアックではありません。

ラーメンにこんなに夢中になれるのって、
ばかばかしいけど面白いなあ。


著者は、
ラーメンばかり食べているわけでもないのね。


まあいろいろな食べ物を食べた上でのラーメンでなくては、
味の評価も出来ないだろうし。


うんちくを語るといやみになることが多いが、
石神氏の語り口はそういった感じにはなりません。


ごく常識的で、
極端なマニアックさは無いので、
安心して読みすすめられます。


そんなにラーメンに関して興味が無い人でも、
馴染みやすいラーメン道が語られています。


普通の人から見ると、
たかがラーメンに￥１０００もかけられないと思うが、
このうんちくを読むと、
そのくらい払ってもいいかなという気にさせられます。


一つ意外な発見は、
昔子供のころよく食べていた地方のラーメン屋さんがお勧めの一杯に入っていたこと。


懐かしく、
また味わってみたい気持ちになりました。