前2作ほどのブチ切れ感はないが、それでも十分かっこいい

ボビー "ブリッツ" エルズワース(vo)　デイヴ・リンスク(g)　デレク・テイラー(g)　D.D. ヴァーニ(b)　ロン・リップニッキ(dr)

ニューヨーク産ベテランスラッシャー、
Overkillによる、
2014年発売、
通算17作目となるアルバム。


前2作の延長線ではあるが、
スラッシュ特化型というよりはもっと多彩な要素が入っている印象。
ミドルテンポの曲やずっしりとしたへヴィな曲もあるが、
それらの曲もドラムやベースの表現力が多彩で、
ライヴではむしろこういう曲のほうが映えそう。

もちろん疾走曲も大量に収録されているので安心してほしい。


前2作から大きな作風の変化もなく、
本作も「Overkillの疾走スラッシュ」を存分に堪能できる。