恐るべきDuoの世界

デュオの場合は多くのバンド（コンボ）構成と違いお互いの力量から息づかいまで完全に見てとることが出来るように思います。

特にドラムはバンドの要であっても支える役割。
ところが今回のアルバムの千里ちゃんの一挙手一投足を垣間みることが出来ます。

カシオペアの大高姉貴もそんな千里ちゃんに遠慮なく向かっていき、
千里ちゃんもまるで物怖じすることなく、
それ以上に
ポテンシャルを出しています。
演奏者というのは一番難しいのはデュオだととよく言われますが、
逆にこのアルバムでは
二人のそれぞれが楽しみながらそして負けないぞとばかりの演奏を楽しみことが出来ます。

そして大事な発見は、
このアルバム変拍子も多数出て来ますが。
グルーヴ感も相当楽しむことができます。

いずれにしてもこれからのインストサウンドにとってもひとつの記憶に留まる一枚になることは間違いないでしょう。

お二人の音楽センス、
実力がそのまま垣間見れるアルバムです。