和人もアイヌも縄文人から分れた兄弟民族
 本書は、
主に自然人類学の視点から見る日本人の起源についての対談。
埴原氏による人類学的解説がメインで、
梅原氏が文化・言語面から補足するというかたちで議論が進んで行く。
まず前半では、
自然人類学という学問の成り立ちや、
類人猿からヒトへの進化の概説が詳しく説明されていて基礎知識を学ぶことができる。
例えば、
直立歩行・脳の大型化等、
数十万年単位の類人猿からヒトへの「大進化」とは別に、
環境・生殖上の選択が遺伝子に定着していく、
数百年単位の「小進化」というものがあることを知った。


 そして後半は、
アイヌについての考察がメインになる。
明治以降、
金田一京助氏などの研究者にもあった、
異人種・後進民族というアイヌへの偏見を除いて素直に見れば、
自然人類学的にも言語・文化的にも和人とアイヌの差異はそれほど大きくないことがわかってきたらしい。
例えば「カムイ」と「神」など、
アイヌ語と日本語には共通語彙がとても多いこと。


 主として、
頭骨の計測データから得られた埴原氏の研究によれば、
和人には、
弥生・古墳時代に大陸から渡って来た寒冷適応をとげた人々との混血があること、
また生業・居住環境の違いから小進化の方向がアイヌとは異なっていることは確かだが、
それでもやはり和人は縄文人の子孫だといえるそうだ。
本書の結論は、
和人もアイヌもどちらも祖先は同じ縄文人から分れた兄弟民族ということ。
そして、
アイヌのほうがより濃厚に縄文人のレリックを継承しているので、
いわば和人以上に日本人だともいえるとのことだ。
アイヌは原日本人か (小学館ライブラリー)

その他の感想

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使いやすいようよく考慮されている?
しっかりと使えた
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