失ってきたもの
 手元にある吉野弘詩集を買ったのは、
1982年である。
もう30年も前だ。


 好きな詩人を訊かれて、
吉野弘ということは気恥かしい気がする。
中原中也だとかランボーとか答える方が格好いいではないか。
僕は萩原朔太郎と答えることにしているが、
実際に、
家でめそめそ本棚から取り出す回数は、
この詩集が多い。
我ながら、
何故なのかが良く分からないのだが、
それが現実だからしょうがない。


 吉野の詩には「柔らかい日本語で語りかけてくる何か」がある。
何か、
自分が失くしてしまったもの残響がそこにあるような気がする。
僕らは年齢を取るにつれて、
色々なものを得てきたことは確かだが、
同時に失ってきたものも多い。
そんな、
失ったものをふと思い出すのが吉野の詩を読んでいる時なのだ。


 「誠実が 誠実を 
  どうしたら欺かないでいることが出来るか
  それが もはや
  誠実の手にはおえなくなってしまったかの
  ように
  雪は今日も降っている」

 こういう一節を読む度に、
何かが一瞬震える気がする。


 
吉野弘詩集 (現代詩文庫 第 1期12)

その他の感想

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