物語が、はじまる。
瓜南直子は鎌倉に拠点を置いて活動した日本画家。

2012年6月4日に亡くなっている。


本書は作品集として初めてのものとなる。

2014年の三回忌に合わせて出版の運びとなった。


サブタイトルにある兎神国とは、

彼女が「発見した」とでも言うべき陰の世界。

月、
丸みを帯びた中性的な人物、
けものたち。

自らのルーツを特定の地方ではなく日本というものに求めた画家は、

神話の世界のような、
あるいは平安の絵巻のような絵を描き続けた。


自分で作り上げたものとは言わずに、
そこにある物語を「発掘して」絵に表現する。

それらの作品を見せられるうちに、
自分にも兎神国の姿が見えてくるようである。


初期には形がはっきりしていなかったその世界も、

90年代の半ばにはその姿が明確になってきている。

やはり表現するべきことはその内側に確立されていて、

それを掘り起こす作業だったのだろうと見て取れる。

これは作品集の良いところだ。


そして実際に現物を見たときに感じたあのマチエールを
印刷で再現するのは難しかったようであるが、

それは今後、
機会があれば展覧会で確かめられたい。


瓜南直子は兎神国の姿を紹介する道半ばで力尽きたが、

私達は残された作品からその世界を垣間見ることはできる。


同時に出版された遺稿集絵画を生きて――月の消息とともに、

唯一無二といえる画家を知るよい機会となることだろう。
瓜南直子作品集 兎神国物語

その他の感想

わんこ大好き
「観に行く人」専用で「ぴあ」ならではの工夫あり。事前に買える安価なパンフレット
強力なあまりゴミも出ないほど
甘味が邪魔かな
なんとなくから始める英単語学習
安心して眠れるマットレス
雑誌電子化最高
知恵くらべ
やはり、日本製は堅牢な気がします
可愛いし、漏れません!
耐久性に難あり
注文を取り消したものです
基本的に満足だが、あと一歩気遣いが欲しかった
謙虚な屋外椅子
良かったけど、、、、
誰でも自分で音を出す事の喜びが味わえる楽器
!!
安定の水準作
あると広がる
安定して使用できています。
USB3.0 PCI 増設ボードのコネクタに取り付ける場合は要注意です
改悛の情,顕著である、として
切実な祈りと救いようのない暴力
宣伝本ではあるが、良質な方
ハイクオリティ
キャラバン華やかなりし時代の落し子。
ポイントを見つけるのは難しい
ちょうどいいサイズ感です。
これからの季節にはよいです。
間違えたけど
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