よくぞ訳していただきました
1910年代のマルセル・デュシャンは時代を先取りしすぎた天才として別格ですが、
一般にコンセプチュアル・アートというと1960年代から1970年代にかけての美術トレンドで、
アイディアあるいはコンセプトを最も重視したアートと認識されています。
但し、
1970年代の後半になるとコンセプトの概念がますます過激になり非生産的になっていくとともに、
コンセプチュアル・アートの定義を巡っての議論があまりにも煩瑣になるなどして衰退していったとされています。


しかし、
後世に与えた影響は非常に大きく、
より広い意味でのコンセプチュアル・アートは現在に至るまで続いているというのは本書の序文(16頁)で「現在も進行中のコンセプチュアル・アート」と述べられているとおりです。
そういう訳で、
本書においてはデュシャンから始まり1990年代までの作家と作品が紹介されています(原書の出版は1998年)。


日本では「現代美術というと抽象画」という概念が強く、
現代美術を扱っている画廊のスタッフや公募展の審査員まで同様の認識を持っていることは不思議な話で信じられない感じがします。
英国の美大では、
学生にいかにして自分自身のコンセプト(実際にはアイディアという言葉を使っていましたが意味は同じです)を確立させるかということを目的として、
全体のカリキュラムが組まれていました。
コンセプチュアル・アートの後はコンセプチュアル・アートであり、
世界の現代美術は広い意味でのコンセプチュアル・アート(コンセプト性の強いアート)が主流になっていることは、
海外の現代美術展を見て廻れば一目瞭然です。


感覚を主体としたアート(抽象画など)では社会との接点を持てず、
現在の矛盾に満ちた社会に対して介入が出来ません。
広い意味でのコンセプチュアル・アートが1970年代以降の社会に対してどのような介入を行って来たかについては、
本書を読んでいただけばよく理解できると思います。
ところで、
日本で具体美術協会が早くも1954年に創設されたことはこの流れからするとすごいことだと思います。
コンセプチュアル・アート (岩波 世界の美術)

その他の感想

頑張った分の効果は得られます。
ガキの使いの菅さんしか知りませんでしたが。
美しいな
やはり、楽です
全部入りで簡単。
ある意味発明かも
す早い発送助かりました。 交換用に購入しました。
今、でしょ。
癒し系です・・・
車載冷凍冷蔵庫が使えます。
前作よりも薄味
お世話になります
とてもいい香りです
ボーカル曲を網羅しているわけではないです
重厚感 回転音 コスパ良すぎ
「日頃使える」レシピはあまり多くない
力関係を決定付ける要因
かかりが悪ければまず点検
使用不可
キーボード練習用として
定番の領収書
軽くて動きやすそう。
期待を裏切らないですね。
安心して使えます
いいです。素材が固めでしっかりしています。
悪くはないっす。
戦後の古典
野菜入りの効果に期待
社会貢献の道はたくさんある‼️
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