40年前のセッションとは思えない

先だって、
JALの機内オーディオで平均律を聴き、
早速購入しました。


2009年に初ＣＤ化されていたのは知りませんでした。
40年前のセッションですが、
その時代にこういった作品を世に出したこと自体が凄いことだと思いました。
今日的にみれば、
エレキギターやドラムが入るよりは、
琴の合奏と尺八、
それに三味線、
鼓なんかでアレンジしてしまったほうが面白いかもしれませんね。
そうすると、
通奏低音はどうするのかな？なんて考えてしまいますけどど・・・。

それにしても、
琴や尺八でよくぞここまで西洋音階に対応できるもんだと深く感動しました。
すばらしいテクニック。


楽曲は、
ＴＶ番組などでも使われております。
琴の音色は優雅な響きですから、
お正月向番組のＢＧＭで良く聞きますね。
本ＣＤの選曲もバッハを語るにふさわしい名曲ばかりで申し分ありません。
残念なのはＣＤタイトルかな？琴と尺八をメインとしたジャズセッションだし、
大全集って何だ？っていう感じが残ります。
もう少し、
気の利いたタイトルにできなかったのか・・・

まあ、
それにして感動した1枚でありました。
４０年も前によくぞここまでやってくれたね。