古代における戦闘の常識が覆る
2007年に日本でもHBOの大作ドラマ、
「ROME」が放映された。

そこで描かれた戦闘シーンは短いながらも、
かなり印象的なものだった。

軍団兵は鎖帷子を着込み、
姿勢を低く保ちながら、
敵の突撃をしのぎ、
百人隊長の笛とともに後ろの兵士と交代する。

とても”合理的”なローマ軍団の戦闘が見られたのである。

それは、
従来の”合戦”シーンに比べれば、
とてもそれらしく作られていたものであった。


しかし、
この本に拠れば、
ローマ軍はそんな戦い方をしていなかったのだそうだ。
確かに、
かのドラマでは投槍を投げることもしなかったけれど、
2分ごとに隊長の命令で前線の兵士が交代する。
白兵戦のつらさをしのぐには良い方法だが、
一体、
どう違うと言うのだろうか?

答えは簡単。
つまり、
ローマ軍は交代などしなかったのだ。
本当に剣で渡り合い、
敵にぶつかっていくのは最前列のみで、
後ろはただの”逃走防止用の壁”だったのだ。

勿論、
兵士一人一人が剣術に熟練し、
前線の兵士が倒れたとき、
それに変わって戦列を崩さないようにするのは重要だ。
しかし、
それよりも重要なのは、
敵がどれほど攻撃しようとも隊形を維持し、
持ちこたえること。
そして、
ただ一撃で敵を打ち崩すことが出来る衝撃力だったのだ。


故に、
この本では、
百人隊が突撃するときの隊形は、
従来の幅20人、
縦4人ではなく、
幅8人、
縦10人の隊形で描いている。


では、
なぜ彼らは現代の機動隊のような(恐らく、
「ROME」の戦い方は、
機動隊の暴徒鎮圧にヒントを得ている)戦列の維持をメインとした戦い方ではなく、
突撃とそれによって生じる衝撃力を重視したのだろうか?それは、
ローマ時代の会戦において犠牲者は、
両者が交戦している時よりも、
どちらか一方の指揮が崩れ、
敗走を始めたときに生じ始めると言う(これは、
戦いの記録において、
勝者の犠牲者数と敗者の犠牲者数に大きな差が生じていると言うところから導き出されている)ことを考えれば、
よくわかる。

また、
その事実に基づいた合理的な戦術は、
なぜローマ軍団が古代世界において最強を誇ったかと言うことの証明でもある。
Roman Battle Tactics 109BC-AD313 (Elite)

その他の感想

いろいろわかりました。
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