日本の「グローバル教育」の愚をバッサリと斬る名著

「グローバル教育」の名の下、
日本の各大学では現在こぞって「留学を義務付ける」「卒業時までにTOEIC●●点を目指す」「英語で授業をする」など、
様々な試みを展開している。
しかし英語力のある人物＝グローバル人材なのかだろうか？そもそも大学におんぶにだっこで準備された留学ツアーに参加することにどんな意味があるのだろうか？などなど、
日米両大学で教鞭をとってきた浜田教授ならではの鋭い指摘の連続。
開成高校校長やエール大生との対談も興味深く読んだ。
「部活亡国論」も面白い視点であった。
進路に迷う高校生や、
子育て中の方々におすすめしたい。