「ああ、やっとコーヒーが飲めるようになった」
「欧州では、
17世紀頃フランスにできた軽飲食店を『カフェ』と呼ぶ。
それ以前に英国では
『コーヒーハウス』が発達していた。
カフェもコーヒーハウスも学者や文化人や商人たちが
集まって、
政治や芸術を語る社交場となった……日本ではそれより200年以上遅れた明治
中期になって、
西洋式の喫茶文化がスタートしている。
/そんな日本人にとって「カフェ
(喫茶店)とはどんな存在なのか」――を探ろうと考えたのが、
この本である」。


「昭和の喫茶店」から「平成のカフェ」への移行、
そんな変遷をを期待して読みはじめた本書、

確かに女中人気投票に明け暮れた戦前の文化人とカフェーの姿が映し出されもするし、

歌声喫茶、
ゴーゴー喫茶、
果てはノーパン喫茶なんて色物まで幅広く紹介されてはいるが、

むしろその力点は現代的なカフェの多様なあり方にこそ置かれる。

 例えば仙台のカフェ、
3.11後の営業再開、
危惧とは裏腹に「開店と同時に店内は満員に
なった」。
緊張の合間、
ふと一杯でブレイクする、
コーヒーの意義が凝縮された本書の
ハイライトシーン。
そして店主は言う。
「それまで『自分の中にあった味の価値観』を優先
してきましたが、
震災体験を経て『生活の中でのコーヒーの位置づけ』に変わりました」。

 地場産業の先細る一宮では、
地域活性化の起爆剤をモーニングに託す。

 ドイツ・バーデンバーデンに範を取る湯布院の地では、
「町に大切なのは『静けさ』と
『緑』と『空間』」との理念の具体をカフェに見る。

 とはいえカフェの未来はむしろ暗い。
「実に6割以上が自宅で飲まれており、
2割以上が
職場や学校……つまりカフェ・喫茶店の最大のライバルは、
家庭で飲む『うちカフェ』」。


 カフェの歴史を知るにはいささか不足との感は否めない。

 例えば名古屋における喫茶文化の先駆者として尾張藩主・徳川宗春を取り上げて、

どう結びつけてくるのか、
と俄然興味を惹かれたのだが、
その内容といえば、
倹約を嫌い
奢侈を促した、
という程度、
コーヒーとのつながりが別段あるでもなく肩すかし。
カフェと日本人 講談社現代新書

その他の感想

夏場は蒸れないと子供が喜んでいました
スタイリッシュで気に入っています
サバゲ使用でも全く曇りませんでした
発売日前日に無事到着
今まで使ったもので最低のディスク
美しい写真とブッダのことば
難解な新古今和歌集を、わかりやすく。
アルミフレームは、サビの心配が無いし、軽くていい!!
腰紐がない!
もふもふです!
いや~、ビックリ!
バレーボールに詳しくなくても面白い。
定番すぎますよね
これ最高!
これは、良い接着剤です
小さすぎです
保険も含めて
憧れの、先生の本
コンパクトなのに強力
知識として持っておいて損ナシ
やっと計れます。
使うには十分です。
硬派な観光政策論
かなり使えます。
使いやすく、座り心地がいい
ケーブルとの相性あり
まあ、イメージどおりでした
ニャンとも、純正品!
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