メディア倫理について、現場の苦悩を語る
スポンサーとの関係、
テレビ局員の特権ぶりなど、
テレビ局の抱える問題点について、
フリーのディレクターが真面目に論じた本。
メディアコンテンツ制作の現場を知らない人は、
「やらせはすべて良くない」と考えるし、
やらせ問題の裏側説明や、
現場の苦悩を「知ってる」とばっさり言い切ってしまうのはたやすい。
しかし、
映像メディアであるテレビで演出を排除すると映像の特性が生きない内容になってしまうので、
こうした「演出」は避けて通ることが出来ない。
取材対象を挑発したり、
やめた会社の制服を着させて匿名インタビューするなど、
これまでOKというか、
むしろ推奨されてきた演出がアウトになるなど、
年々ルールは厳しくなっていて、
どこからがモラルに反する行為なのか、
プロでも分かりかねる。
様々な例示を出して、
著者なりの考えを語りつつ、
読者にも考えてもらいたい、
という著者なりの誠実な思いが伝わった。
後半の、
予算最優先、
特に放送外収入を当て込んだ番組作りの弊害もひどい。
著者のプロとして2ヶ月かけて作った映像素材が、
「うちの社で作った映画の主演が来るから3分縮めて」と前日に言われりゃ怒りが沸くのも当然だ。
こういうのは視聴者も愚弄した、
完全な会社ありきの番組作りだ。
著者も指摘するように「電波が公共物である」という意識が微塵も感じられない。


視聴率が良ければ、
のりぴーを洪水のように放送し、
朝昼は新聞の読み上げ、
夕方はニュース番組でバカ盛り企画、
冬のラーメンと低予算、
数字がとれりゃ何でもいいのか、
という疑問に回答の糸口を与えてくれる。
テレビで飯を食っているのに、
よくぞ言ってくれたという感じ。
テレビ局の裏側 (新潮新書)

その他の感想

クリア後にやり込みたい方へ。
カシメル前に配線の色の確認が確実に出来る(失敗が少ない、値段は高い)
かなり初歩だが初心者にはありがたい。
コメント
だいぶ気に入っています!
個体差だと思いますが、、
基本語の使い分けに特化したVocab本
労作!批判の多い大手メディアから有権者への一つの回答
パチェ可愛い
楽しみなDVD
Amazonダウンローダではダウンロード出来なかったが
利用歴が長い人にも。
良い歌です
コップならほぼ3杯、一度に50gのコーヒー粉を使う
プライム会員限定って?
よかったです!!
最高にかっこいいケトルです
とても強くしまります
形式名の入った回路図がさりげなく入った実用的な逸品ですw
早速、読ませて頂きました。
履き心地歩き心地ともに最高!
どうだろう?
場所をとるのが。。
ヤンヤンだから
自分の心は自分のものではない!という発想
タレント本でなく、読み物だ・・・
クリーナーの替えフィルタ
側面の保護に不備
このCDの1を買ってから2も揃えると良いと思います。
生地がなぁ…
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