理系の人には堪えられない楽しさ

内容の評価は「火星の人」欄に譲りますが、
素晴らしい名作であることは疑いようがないです。
本書（英語版）は原著であって、
「火星の人」よりも作者の表現がダイレクトに伝わってきます。
英語ならではのスピード感があり、
スラングをふんだんに織り交ぜて、
現代っ子アメリカ人の雰囲気がリアルに判ります。
英語は比較的平易なので、
「火星の人」の中身がある程度理解できる理系人なら、
必ず読破できると思います。
380ページもの分量があるものの、
楽しく読んでいくとスイスイ読み進められます。
「火星の人」を読んでから、
比べながら読むのも楽しいと思いますよ。