主張はふたつ。噛み砕いて読もう。
 1987年時点での最先端宇宙論を、
ホーキング博士が宇宙ファンなどの大衆に向けて語る。

 この本でのホーキング博士の主張は、
おもにふたつ。
独自の「ブラックホール理論」と、
「宇宙に対する無境界説」とよばれるものだ。

 前者のブラックホール理論とは、
すべてを飲み込んでしまうとされたブラックホールは計算の結果、
じつは粒子を作ったり放ったりしているというもの。
「ブラックホールはそれほど黒くない」(第7章)というセンセーショナルな見出しでその説明がされている。

 また、
後者の宇宙に対する無境界説とは、
「時空は有限であるが、
境界をもたない」「宇宙はなめらかな秩序ある状態から出発する」というもの。
ここには、
人間原理(この世界がこのような姿をしているのは、
人間がいるからだという考え方)という哲学的ともいえる考えが深く関わっている。
そして物理的・心理的・宇宙論的な3本の矢が、
なぜ同じ向きを向いているのかをエレガントに説いていく。

 なお、
前者のブラックホール理論については、
2004年にホーキング博士みずからが「ブラックホールがエネルギーを徐々に放出し、
最後には蒸発するという自説に誤りがあった」と認めている。
約30年間、
自著や自説で保ってきた主張を自らで否定するという態度には、
「真実に対して忠実であるべき」という科学者の規範を見ている気がして、
素晴らしいなと思う。

 大衆向けとはいっても、
宇宙論自体がもともと難しいので、
まったく知識のない方が宇宙を知る第1冊目としてこの本を手にとるという行為は無謀かもしれない。
何冊か宇宙論についての新書やブルーバックスを読んできて、
かつ、
相対性理論や量子力学もイメージがつかめる方といった方にオススメする。
一つ一つをていねいに噛み砕いていけば、
宇宙にたいする知識を大きく広めることができる。
ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

その他の感想

トミカタウンシリーズの中で一番のお気に入り
他メーカ品より良かった
マスターバニーとしてはお手頃
飲みやすい日本酒
まろやかで飲みやすい美味しい水
もう大のお気に入りです。
前の製品よりも容量が多くなった?!
発売前の情報判断
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軽いところがいい
座り心地、使い勝手ともに良し
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全体的にスルメ曲
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The source of confusion
十分お買い得です!
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カラー&ライトに似ている
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