西洋を捉え直す契機。
 第一章・第二章で20世紀につながる、
19世紀的な思想家J.S.ミル、
マルクス、
ニーチェ、
フロイトを紹介しています。
第三章以降は現象学、
実存主義、
構造主義、
科学哲学などを解説しています。
内容的には非常に簡潔で分かりやすく、
全体のバランスを考えて構成されています。
しかし、
残念ながらフッサールやデリダはそれでもやや難しいのではないかと思います。
それでもかなり噛み砕かれてはいるのですが、
少ない頁数で理解させるのはやはり困難なのでしょう。
私自身は入門書の類を何冊か読んでいますので、
特に問題なく読めましたが、
まったくの初心者にはやや読みづらいのではないでしょうか。
ということで、
全くの入門書ではないと思うので哲学初心者にはおススメしませんが、
ある程度哲学の入門書を読んでいれば非常に楽しめる内容といえるでしょう。

 さて、
内容的には全体的にかなり批判的で容赦のない姿勢には好感が持てます。
不明瞭であったり論拠が怪しい等の場合には、
哲学史に名を残す偉大な哲学者たちがバッサリ切り捨てられており、
かなり痛快ではありますがそれが正しいので驚かされます。
特にサルトルに対しては厳しく、
とは言っても感情論ではないので問題ありませんが、
読んでいてなるほど確かにそうであろうと納得させられました。
岩波新書の『サルトル-「人間」の思想の可能性-』(2005)はわかりやすくて良い本ですが、
サルトルを誉めるだけなので幽かに胡散臭いものを読んでいて感じていましたので、
本書の指摘でようやっと溜飲が下がりました。
私のようなド素人としましては、
著者の個人的な思い入れではなく、
感情を抜きにした哲学論を見聞したい思いが強いのですが、
入門書の類を多く読んでいてもド素人だけにそのことを見抜けないことが悔やまれます。
20世紀の思想―マルクスからデリダへ (PHP新書)

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