これまで読んだ司馬作品の中でも大好きな1作
これまで読んだ司馬遼太郎の作品の中でも最高作では、
とも思える1作です。
読者は当然、
この余りにも有名な戦いの結末を知っているわけですが、
そこに至るまでのやり取りが積み上げられる中で、
高まっていく緊張感が凄いです。
まるで志望校の入学試験が、
まだまだ先のこと、
と思っていながら、
ジワジワと近付いてくる感じです。

それまでに積み上げられていくものは、
徳川家康の老獪な政略であり、
石田三成と直江兼続の壮大な戦略であり、
その他の諸大名も絡んだ魅力的なエピソードです。
会津へ向かおうとする大谷義継のところへ三成が現れ、
三成の様子から義継は・・・、
こうした魅力的なエピソードが、
関ヶ原の戦いへと積み上げられ、
我々読者の緊張感は高まり、
引き込まれていきます。

そして遂に、
関ヶ原で最初の銃撃が起こり、
戦いが始まる。
この戦いの語りも素晴らしいです。
戦いの中で負傷した島左近と三成の主従を超えたやり取り、
小早川秀秋の裏切りに最後の応戦をする大谷義継・・・。
私は、
心情的に西軍寄りなのですが、
この2つのシーンでは、
通勤中の電車の中で涙が出そうになりました。

社会人として業務に忙殺される中で、
忘れがちな感情と感動が湧き上がってくる作品だと思います。
関ヶ原(上)(新潮文庫)

その他の感想

トマトとバター好きなら
安心と安全を買う。
大作揃い
いろんな意味で贅沢な弾
ツイスト機能が良い
ぴったりです。
ナイスな大きさ!
ユニゾン
一度聴いたら癖になる!
タブレットとの相性次第かな
色柄・シルエットとも満足
『日本の心に惹かれる』
巻末付録の説明用資料が役立ちます。
TEKWIND TM105Aで
届いた日から不具合。さすがチャイナクオリティ
耐久性なしです。
夏本番
シャワーフックの重量に耐える
長さはいいけれど
不動産投資を検討中のものです。
ぬいぐるみと違って
付録B2ポスター
とてもらくになりました
ドライタイプの定番
かなり厚手で重く、硬い
リスクとの付き合い方がよく分かる
バニラとアメジストの香りが心地よいです
オフィシャルカードスリーブ
思った以上にナイス!
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