戦車の視点から描いた新たな戦争映画の傑作

ブラッドピット主演×デヴィッドエアー監督ということで劇場に足を運びましたが、
やはりデヴィッドエアー監督作というだけに硬派でリアルよりな戦争映画だと思いました｡
ブラッドピット演じるウォーダディーもタフさがありリーダーとしてとてもかっこよかったけれど戦地から戻ってきて頭を抱えて悩むという人間の弱さを表しているシーンもあり一人の人間を見事に演じきっていました｡
その他ではローガンラーマンやシャイアラブーフ、
マイケルペーニャなど演技に定評がある名優が脇を固めていてより戦争の冷酷さが伝わってきました｡またそこそこ残酷描写があり女性や子供などは目を逸らしたくなるようなシーンがありますが戦争の悲惨さを画面から感じ取るという効果を果たしていました｡
しかしテンポがかなり早く一日でかなりのイベントが行われていたり新兵が愛した女性の死など少し違和感があるところもありました｡
それでも、
トータルではかなり作りこまれた戦争映画の名作だと思います