シリーズ中で最も完成度が高い
シリーズ中では、
最も充実し、
著者の力が入り、
そしてマンガ度の高い黎明編である。

正直なところ、
テーマ的には「鳳凰編」のほうが好きだ。

だが、
「黎明編」は何といってもまだまだマンガチックな表現方法やテクニックが存分に使用されていて、
著者の少年マンガの延長として大変楽しめる。

発表されたのは「バンパイヤ」と同時期か。


時代設定は邪馬台国が栄えた頃であり、
ストーリーは永遠の美と若さを願って火の鳥を狙うヒミコが中心となって進む。

ナギがアトムで猿田彦がお茶の水博士という感じの設定であるが、
最後に両者とも死んでしまう。

しかし、
猿田彦の子供を身ごもったウズメが生き延びることで、
未来への希望が残る。


そう、
「黎明編」はこの未来への希望が残ることが強調されている。

ガケを登り切ったタケルの前に広がる広大な世界の情景は、
そのまま彼の未来の広さを表しているのだ。

途中で気のふれたヒナクがガケを登ることをOKしたとき、
正気に戻っていたのかどうかは分からないが、
その言葉で最終的な決断をした彼が大きな世界を手に入れる。

この手塚ヒューマニズムは最高だ。


「黎明編」では、
火の鳥を追い、
永遠の命を求める者はみな死んでいく。

生き残るのは、
永遠の命には見向きもしない者達である。

これが、
著者が本作でアピールしたいことなのかもしれない。

限りある時間のなかでこそ、
ひとは精一杯生きることができる。

その情熱を燃やすのには、
時間が限られていないといけない、
ということだ。

思えば著者も、
昭和という時代を全力で駆け抜けたひとりであった。


「鳳凰編」以降、
本作のテーマは“生命とは何か"、
ということから、
“生きることの意味は?"というものに変わっていく。

しだいに深い思索を求める“青年マンガ”に近づいていく。

これは著者の「ブッダ」の影響であるかと思われるが、
哲学的というか宗教色が強くなる。

「黎明編」はシリーズのはじめとして著者の力の入った、
火の鳥 (黎明編) (秋田CD文庫)

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