ミニ四駆のペラタイヤ製作としては☆３

某ミニ四駆専門店のタイヤセッターの相場が上がってきているこの頃ですが、
このコミュレーズをセッターとして使うには少々手間がかかります。

まず、
専用治具の作成が必要であること。
両軸モーターピンと貫通ホイールを使用して治具を作る必要があります。
次に刃の送り具合にかなりの慣れが必要であること。
治具を台に押さえつけるものが写真にもあるゴムリング１つのみですのでしばしばタイヤと刃が引っかかり止まってしまいます。
精度を求める場合はこの時点で位置ズレやタイヤへの刃の食い込み等が発生している可能性があるため最初からやり直しになってしまいます。
厚く荒削りすることもできないため厚さにして0.4mm程度の削りで地道に削っていかなくてはいけないのも難点。
そして最大の欠点として無事削れたとしても表面がかなり荒れてしまっていること。
このコミュレーズを使用している動画が動画サイトに上がっていますがやはりオークション等で販売されているものと比べると荒さが目立ちます。

ただ全く使えないことはなく、
根気と時間があれば使用できるレベルにはなるのかもしれません。

本当にペラタイヤを作るための機械として使用するのであればこれではなくスコーピオンタイヤトゥルーラーとHG 大径ナローヘビーアルミホイールを買った方が製作時間的にも精度的にも良いかと思います。