目からうろこ、素晴らしきMade in Japan

私が生まれたときには既に鬼籍に入っていた祖父の愛用品として目にしていたのですが、
つい最近までそれを「桐灰などを燃やす形式のカイロ」と思い込んでいました。

50代となり、
夫の寒い日の出勤が辛そうに見え、
使い捨てカイロを持たせたところ、
殊の外喜ばれましたので、
使い捨てカイロを大量購入しようと思ってAmazonを眺めておりました。
そのとき本商品が目に入り、
未だに製造されていることに最初は驚きましたが、
ネットで調べるうち、
これは素晴らしいアイテムなのではとの思いを強め、
購入しました。


内部で火が燃えているわけではなく、
ベンジンをプラチナの触媒効果で酸化（化学的な燃焼）させることで熱を得る。
すごい。

安全な上、
熱量も使い捨てカイロの比ではありませんし、
なにより、
日々ゴミが出ません。

付属のろうとで1杯、
12.5ｍｌのベンジンで12時間発熱しますが、
ジップロックなどで密封して酸素を遮断すればその間は燃焼を止められますので、
行き帰りの通勤時間だけなら本当にランニングコストは安いです。

日本より寒さが厳しい先進国は他にあるのに、
こんなに良い物を90年前の日本人が作りだしていたなんて。

先人の叡智に感動しました。


尚、
小さなカイロひとつで十分な暖かさを得るには、
カイロベルトを使って腰を温めることをおすすめします。