読みやすく　面白く　普遍的な内容。　ジェームズ アレンとアービンジャー インスティチュートのファンにおすすめ

釈迦の教えを、
子供にでもわかるように書かれており非常に読みやすいです。

そして、
文章が面白く共感が持てます。


私が特に感動したのは、

P130 からの内容。

それまでの内容の実践編のようになっており、
（P130までは、
釈迦の説く因果律についての内容）

・人の話を聞くための、
心の持ちよう
・相手を責める気持ちをなくすための、
心の持ちよう

についておもしろいたとえ話で書かれています。


一貫して「これを釈迦はこのように言っている」という立場をとっており、

また、
心理学や科学にも触れており説得力があります。


ジェームズ アレンの
『「原因」と「結果」の法則』

アービンジャー インスティチュートの
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

に共通した内容が多く、
普遍的な内容と感じました。

これらの本に感動した人は、
特に味わい深いと思います。


浄土真宗親鸞会の関係者の本ですが、

全く宗教的なところ感じられず、
変に引っかからずさらりと読めます。


この本の内容が本当に釈迦の教えなら、

神秘的な力を感じなさい、
祈りなさい、
信じなさい、
といったことと、

仏教は本来は無縁なのかもしれません。