天気予報を少し深く理解するために

ことし5歳になるわたくしの娘はNHK総合テレビの「気象情報」（いわゆる天気予報）が大好き。

夕方7時のニュースのときも、
20時45分からの「首都圏ニュース845」のときも、
「気象情報」に見入っています。


「あす、
あさっての天気はどうなるのか？」ということよりも、
雨、
雷、
雪、
雹（ひょう）、
竜巻、
台風、
「爆弾低気圧」といった現象に興味がある様子で、
そんなに気象のことに関心があるのならと思い、
娘と一緒に「気象情報」をもう少し深くできるようになろうと、
本書を購入しました。


わたくしが本書を高く評価する理由を散文的に書きます。

まず、
絵の印象が優しく、
柔らかい。
そのうえ、
どこか懐かしい雰囲気に満ちています。

各ページの話題は子どもが親しみやすいものが多く取りあげられていますが、
説明のしかたが「子どもだまし」ではなく、
説明文が合理的である点が優れているところであると思います。


ふつうの絵本よりも少し高価（1.5倍くらい）ではありますが、
それだけの価値は十分にあります。