やはり面白い森センセイ

わたくし森センセイのファンとして読みました。

いつものように、
オモロイ文章でした。

こんな感じです。


数学なんだから、
入試の点が厳密に決まるだろうというのは、
妄想らしい。

スジの良い答案は、
たいてい細かいところに難がある。

だからといって、
発想の良さなどはすてがたい。

どちらがよいか？

部分点のつけかた、
減点の仕方にも、
採点者ごとにいろいろな考え方がある。

未完成の答案だって、
点になる時がある。

変わった解き方で未完成な場合はけっこうたいへんで、

採点者が一時間くらいもかけて、
受験生の方針で解いてみることさえあるという。

ホンマカイナ。


だからあの答案とこの答案のどちらが優れているかなんて、

小説や詩の優劣を問われている気さえする・・・とある。


だから２００点の数学で、
１２０点の答案が、
１１５点の答案より優れている保証はない・・・。


って、
スゴイことが書いてあるけれど、

読み進めていくと、
至極もっともで、
なっとくしてしまう。

しまいには、
採点者のみなさまに同情さえしてしまう。