登山の素人の感想ですが、読後の衝撃が体から抜けません。
 本書は『新潮』2005年8月号に一挙掲載された「百の谷、
雪の嶺」を改題・出版したもので、
登山家・山野井泰史・妙子夫妻が中国・ネパール国境の山・ギャチュンカン(7952メートル)に北壁から挑戦した際の壮絶な登攀を描いています。
約8000メートルの山に登ること自体が非常に厳しい闘いです。
妙子氏は7500メートルから上を目指そうとした段階で体調不良のため登頂を断念、
泰史氏が単独登頂を果たします。
しかし、
雪氷と雪崩、
悪天候、
凍傷に見舞われ、
ベースキャンプ(約5500メートル)までの夫妻のそれぞれの下山行はまさに「闘い」です。
下山後、
泰史氏は凍傷にかかった右足の指5本と左右の手の薬指と小指を付け根から失いました。
妙子氏は両手の指を付け根から失いました(ただし、
両手の第二間接から上の指はギャチュカン以前の凍傷で既に切断)。


 レビュアーは登山には素人なので、
山野井夫妻の登攀スキルの高さを、
実感を持って理解できるわけではありません。
しかし、
描写されるような困難な状況で、
冷静な判断をほとんど失わずに壁面を降下するのに必要な作業を淡々と実行できる山野井夫妻の凄さが伝わってきます。
それほど高い登攀スキルを有している泰史氏でも下山中、
疲労のために幻覚を見、
焦りから壁面降下の手順を省略し、
ロープに足を挟まれて身動きが取れなくなるというミスを犯してしまいます。
これが一層、
胸に迫ります。
具体的に「何」が衝撃的かを特定することは困難ですが、
読後の衝撃が体から抜けません。
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凍 (新潮文庫)

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