表題作が好きすぎる

表題作だけ雑誌掲載時に読んでました。
他の作者さんから群を抜いた完成度に驚いたもんでした。
12ページで描くかこれを。


別に森島さんはメッセージとかテーマとかの計算は無く、
自然に気負う事無くこういう作品が描けるのでしょうね。
可愛い女の子二人が迷い探り初エッチする話。
どっちが攻めとか受けとか無く、
二人で怖がり楽しみながらの性行為。

綺麗な話でした。


エロ描写必須のルールでもあるのか、
前半の短篇には必ずその描写はありますが、

後半の中編になるとエロ描写が典型的になり、
量も減るのが面白い。
確かにこれでネガと月宮さんの沢山の奇想天外なエッチシーンなんて描かれたら読者が照れちゃうかも。
(笑)
もうエロより本当に描きたいのは少女達の交流やすれ違いの方なんだろうなあ。