実質的には在庫処分か？

これ、
２０１３年春に期間限定で発売されたもの。
かなりヒットしたにもかかわらず、
現在はメーカー廃番。
それがなぜかAmazon限定で出ている。


廃番の理由は、
想像がつく。
収納力があるかわりに、
他社のラックに比して背が高いのだ。
そのうえ、
重い。
こんなものにキャスターをつけるのは、
もともと無理がある。
妹や弟がいて、
お兄ちゃん、
お姉ちゃんのランドセルに惹かれて前面をよじ登ったら、
全体がひっくり返る。
重さからすれば、
かなりの事故にもなりかねない。


しかし、
小学校は６年と長い。
他社から、
もっと小ぶりの、
ぴっちりとしたランドセルラックは、
いろいろ出ているが、
そんなので済むのは、
１年生、
２年生の間だけ。
さんすう、
の教材に始まって、
ピアニカだの、
書道、
裁縫、
などなど、
教科書やノート以外にも、
学校関係のものは、
どんどん増えていく。
それを考えると、
これくらいの収容力はほしい。
だから、
売れた。


とはいえ、
当時は、
万を切っている。
実際の作りもその程度の安っぽい合成材。
品質が釣り合わない。
そのうえ、
メーカー廃版の在庫処分なのではないか？　イメージにアップロードしたが、
１回目は損傷部品入り。
すぐ交換でAmazonから再送してもらったが、
その箱からして、
全体にむちゃくちゃボロボロに近い状況。
幸い、
なんとか中の部品は大丈夫だった。


車輪はつけない、
妹や弟を近づけない、
という注意さえすれば、
これだけのまとまった収納力は、
他の製品にはない魅力だ。
しかし、
とにかく実際のものの製造状態、
保存状態が事実として劣悪だった。
これを購入したら、
届いてすぐ、
合成材の各部品の隅から隅まで目でチェックし、
手で叩いてみて、
中の割れ、
砕けがないかチェックするくらいでないと、
まずいようだ。
なんにしても、
限定というより独占なだけで、
もともとの価格より３割も高い、
そのうえ当初の状態にはない商品であることは納得したうえで、
交換返品の手間のリスクは覚悟しておいた方がよい。