主人公の女性探偵ヴィクの存在感、そしてIT、コンピュータ技術が活きています!
主人公の女性探偵ヴィクの活躍ぶり、
やはりこれが最も印象的でした。

 
事件の関係者が必ずしも協力的ではなく、
捜査によって色々な軋轢が生じる中、
地道な聞き込み、
局面に応じた冷静な推理、
洞察で真実に一歩一歩近づいていきます。

時に、
大胆な行動により麻薬密売グループとの銃撃戦や地下室への監禁といったピンチに見舞われますが、
これを果敢に乗り越えます。
銃の扱いの巧みさ、
手際良いピッキング、
また、
閉じ込められた所からの全力での脱出など、
50代女性とは思えない「タフさ」にビックリしつつ、
主人公ヴィクに強い共感を持ちました。

また、
時折に出される、
皮肉とユーモアの効いたヴィクのセリフや思考ぶりは、
このストーリに味わいを添えていると思います。

  
複数のプロットの重ね方も非常に巧みだったと思います。
スピーディーでありながら、
合理的に繋がるよう、
丁寧に描かれており、
説得力の高い展開を堪能できました。

麻薬密売グループのアジトでの殺人事件の発生、
そして、
そのアジトにいたはずの薬物濫用者の女性が行方不明となるところからストーリーが始まります。

女性探偵と麻薬密売グループの対決が展開されていくのかと、
最初はそう思わせられますが、
その後、
ストーリの主軸は一気に切り替わります。
第二次大戦中の秘密裏の核実験、
このときの技術競争が、
コンピュータ開発の黎明期における特許紛争に繋げていく様子、
さらにはこの際の因縁が現在において、
あるIT企業の経営への大きな影響へと転じていく展開にはどんどんと引き込まれていきました。

 
私自身は、
この分野にさしたる知識を持ってはいませんが、
作中では、
技術用語や時代背景について、
登場人物のセリフ等を介して非常にわかりやすく、
効果的に記されおり、
本作のプロットの大切なポイントとして、
読み取っていくことができました。
また、
インターネットやモバイル(タブレット等)が事件捜査や敵対相手との対峙における重要なツールとして、
巧みに配されており、
ストーリーのリアルさと緊迫感を高めていたと思います。
セプテンバー・ラプソディ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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