「アデル、ブルーは熱い色」についてもう何も言いたくない
僕は観た映画にかんして、
何かしら所感/感想を記しておきたい性質(たち)だから、
記したレビューの出来/不出来はべつとして、
観賞後に「何も書けない」という事態はあまりない。
でも、
この作品にかんしては「何か記そう」という気が不思議なほど湧いてこなかった。
重たく、
多分に無力感を伴ったようなため息が漏れるばかりで。


観終わってからずっと、
主人公アデルの心にぴったり同化してしまっているような妙な心地がしている。
「優れた映画は最高の感情移入装置である。
」と誰かが何処かに書いていた気がするが、
きっとそういうことなのだろう。
脚本/演技/撮影……思い返してみても、
たしかにこの作品は目も眩むような完成度を誇っていたように思える。


僕は今作をまっさらな心もちで愉しむべく、
監督や主演女優のインタビュー、
撮影秘話、
レビューの類い、
予告編までほぼ目を通すことなしに鑑賞に赴いた。
観賞後、
今作の情報を調べてみると、
アブデラティフ・ケシシュ監督と主演女優(アデル・エグザルコプロス、
レア・セデゥ)がカンヌ国際映画祭でダブル・パルムドール(最高賞)を受けていることを知った。
まったくもって頷ける話だ。
この作品が何気ない仕草、
光の粒子、
風のそよぐ音に至るまで周到に、
微細に、
練り上げられた1本であることは(好き嫌いは別として)誰しもが了解するだろうし、
主演女優2人の放つ奇跡的な輝きと、
エグザルコプロスの「ここが先途」とばかりの鬼気迫る演技は作品全編にはちきれんばかりに漲っていた。
でも、
そういったことごとと、
僕がこの映画に対して言葉を失ってしまっている事態とはなんら関係がない。


アデルが1人きりでベッドで過ごすシーンが好きだ。
ベッドで泣きながらチョコバーを口に放り、
一目惚れしたエマを想像しながらマスターベーションし、
幼児のようにあどけない顔で眠り、
失った恋人を想って暗闇で煙草を喫うアデルの、
疲れ切った中年のような顔に未来永劫変わらぬ「人間」の性(さが)が浮かび上がって見える。
アデル、ブルーは熱い色 スペシャル・エディション [Blu-ray]

その他の感想

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