宮台真司のエッセンス
宮台真司は肩書きこそ社会学者だが、
本質は東浩紀がそうであるように、
思想家である。

彼の本はたいてい、
さまざまな学説を恣意的に引用しながら、
現実社会に対するアジテーションで終っている。

本書は社会学の一般理論を紹介するという章があるから、
よけいにそのことが際立っている。

宮台教授による「解説」が、
体系的な知の構築よりも、
自説を主張するための補強になっているからだ。


本書は、
よく売れた新書「日本の難点」の続編として構想されたことからもわかるように、
日本社会への処方箋のおもむきもある。

「日本の難点」に対する「難解すぎる」との批判に応えるために、
弟子の学者たちによる詳細な註釈がつけられている。

おかげで、
あいかわらず「難解」なこの本も意外とすらすらと読むことができた。

注意したいのは、
註釈の監修者である堀内進之助氏が、
宮台氏と同じ意見を持っているわけではないことだ。

そのため、
註釈が宮台氏のいつもの牽強付会に対して、
ほどよく相対的な視点を与えてくれる。


私は、
長らく宮台真司が苦手であった。

その知的パフォーマンスには瞠目させられてきたものの、
独善的な身振りには感染できなかった。

だが、
本書によって、
はじめて宮台氏を一人の思想家として相対化できたような気がしている。

本書は宮台真司という現代日本の思想家を知るために最適な一冊である。
私たちはどこから来て、どこへ行くのか

その他の感想

待望していたコードレス電話機です
画質綺麗です!
2期が待ち遠しくなる原作とアニメ
通勤に使用。コンパクトでなかなか良いです。
ダイエット用に
さすがシャチハタ!しっかりしてる
アナーキーて…
ちょっとしたプレゼントに
細かいミスが残念
良くも悪くもファンディスク
最も必要な教科書です
おしい、2点
感無量です。
小規模のオフィスにも。
Amazonなら安かった。mf2ds2
内容が浅く説明が雑
内容はほぼいつもと同じです
小型・正確・シンプルデザイン
実用的なレスポンス。電池の液漏れには注意が必要。
ユーザビリティというものがなんだか分かった気がします。
いい道具です。
大きく変わったフォスは、冬眠から覚めた仲間たちの注目を集める存在に。
落ちるわ落ちるわ
動体視力が鍛えられている
子供たちも大喜び
勝負服です。
家計簿代わりに母が長年利用しているノート
もっと、チャートを飾った曲があっただろうに
小さすぎ…。
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