この名作に出会えたことに感謝を

このラノベはキャラクターがほんとに魅力だ。

キャラたちがめちゃくちゃ一生懸命に生きている姿を見て俺の中で嫌いなキャラクターがもういない。


テオドールのどんな悲劇にも耐えて戦い続けていく強さが好きだ。

カティアのドイツ統合の為に必死に頑張る強い意志を持ってるのが好きだ。

アネットの仲間を守るためにどこまでも頑張っている姿が好きだ。

リィズの兄へ思う気持ちの狂いっぷりと柴犬の狂気に満ちた世界観を体現したかのような死に方が好きだ
アイリスの兄や自分の命すら投げ捨てて東ドイツの為に戦っていく強さが好きだ。

ヴァルターの男っぷりが、
シルヴィアの女の子っぷりが、
ファム姉の優しさが、
アクスマンの下衆さが、
キルケのジャージが
バラライカが、
チボラシュカが、
アリゲートルが、
光線級が、
戦車級が、
要塞級が、
チボラシュカ改が

みんなみんな大好きだ。

誰もが強い意志をもって生きている。

いつどこで死ぬのか分からない世界で、
BETAが攻めている中で人間同士が争ってしまう世界で
誰もが未来を生きるために戦っている。


この巻では今までずっと戦ってきた６６６中隊のメンバーがどんどん倒れていく
みんなやりたいことがあっただろうに…
でも決して無駄死にじゃない、
これまで必死に戦ったきた努力が報われる結果になった。

だが結局は欧州戦線はイギリスまで押されてしまいみんなが命がけで守ったドイツはBETAに占領されてしまうけど
それでも６６６中隊の決死の戦いが後に始まるマブラヴ本編の武ちゃんの世界を救う戦いに繋がると思うとすげえ感動する。

中隊全員の頑張りが本当に報われて希望に満ち溢れた終わり方でした。


柴犬に不満があるとすればもっとテオドールとカティアがイチャイチャして欲しかったかな~
もし後日談や番外編があれば先生よろしくお願いします。

ゲームはいつも通り延期だろうけど気にせず待ってます。

最後にマブラヴの世界を作ってくれたアージュとこんな面白いラノベを作ってくれた筆者の内田弘樹先生へどうもありがとうございました。