著者の処女作を、熟年になって初めて読みました
率直な感想は、
「意外に読みづらい」。

名前の無い猫の視点で描くというユニークな手法から、
ユーモアに満ちた作品と想像していたところ、
実際そうなのですが、
まず、
ストーリーらしいものがありません。

主人公の猫を取り巻く、
人間達の日常を考察するというスタイルになっています。


作品の発表は、
1905年1月に1回の読み切りという形で、
俳句雑誌「ホトトギス」に掲載されたところ、
好評につき、
続きが掲載されたということで、
本作品は、
11章で構成されています。

つまり、
長編小説という視点で全体の構想が練られてから執筆されたものではなく、
次々と短編を書き足していったような感じで、
連作短編集といったものに近い感じ。


それぞれの章には、
いろいろなエピソードが詰まっていて、
猫の視点で見た人間社会への皮肉、
という部分は、
当初想定したとおりでした。

しかし、
物語の中で多くを占める、
猫の主人、
珍野苦沙弥と彼のもとに集まってくる人々との会話が、
どこまでが本当なのか分からない、
法螺話のようなものがほとんど。

そこには、
聞いたことのない、
外国の人名やら、
ルビなしでは読むことのできない、
漢語が目立ちます。


本作品の翌年、
1906年に発表されたもうひとつの代表作、
「坊っちゃん」に比べると、
まだ、
洗練されていない印象の作品でした。

ある意味では、
著者の知識を総動員して執筆されているようにも思われますが、
どことなく「上から目線」が感じられ、
この路線のままだったなら、
文豪になれたかどうか、
疑問に感じてもいます。


私は、
本作品を読む前に晩年の作品「こころ」を読んだのですが、
あまりに作風が違いすぎる。

これが同じ作者の手によるものとは到底思えないほど、
異なった作風です。


「こころ」の底に流れる「死」という重いテーマが、
本作品では「自殺」という視点で、
最終の11章で論じられていますが、
この内容については、
真面目な感想を述べる必要はないでしょう。

そのくらい、
「人を喰ったような」内容の論の展開です。


ちなみに、
「二十世紀」という言葉がやけに出てくるなと思い、
検索してみたら、
12箇所もヒットしました。
吾輩は猫である

その他の感想

大体アメリカのコンピュータ会社大手のCEO
ぐー
かわいいだけで、なかった。
値段だけが・・・
商品は良いです。
評判の通り、
おもろいです。遊ぶ友人がいるなら買うべし!
なめらかな肌触り
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使い分けています。
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おいしいです。効果がありそう
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駄目ですねー。
使いやすい白衣です
まるで詩を読んでいる様
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