大人に怒られたい若者には響くものあり。熱心な読者は既視感あり。

エッセイを頻繁に刊行している著者ですが、
それゆえか、
既視感（既読感）は拭えません。


しかし、
それを抜きにすれば、
僕は好きな内容です。


男として、
一本の筋が通っている。
生き方の指標を示してくれる。


確かに、
その物言いは傲慢と映るかもしれません。


しかし、
本気で怒ってくれる「本当の大人」が少なくなったこの時世、
著者のような人に怒られたいと渇望している（自覚しているといないとに関わらず）若者も少なくないと思います。


僕も（既に若くはありませんが、
）その一人。


僕は、
好きです。
伊集院氏。