使い勝手の良いレンズ。　しかし、強力なライバルも出てきた

広角端がけっこう樽型にゆがむけど、
建物を厳密に撮る以外、
気にならないし、
被写体の距離が近くても広く撮りたい時には、
17mmは重宝する。


望遠端は、
積極的に使いたい。

「よく写るなぁ」と感心すると、
85mmをだったりするので。


色は、
微妙なトーンは出にくいが、
「青なら青、
赤なら赤」とはっきりとした発色をするからか、

日中の明るい時は、
いい感じに写る。
後、
イルミネーションとかも奇麗だ。

円形絞りのためか点光源を写すと、
ハッとする描写をする時がある。


ただ解像度が低いのか、
緑のトーンが出にくくて、
木々を写すと、
ごちゃっとする。

２０Dでのインプレなので、
高画素の５０Dだと改善されるかも。


あと室内の家族写真だと、
目にAFでピントを合わせても、
なかなかピントが来ないことがある。

サービスサンターでピント調節してもらうと、
良くなるらしい。

AFスピードは、
遅いと思った事は無いし、
手ぶれ補正は、
強力。


このレンズは、
焦点距離のカバーする範囲が広く、
手ぶれ補正があり、
写りもそこそこ良いが、

これよりもコストパフォーマンスの高いシグマ 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM　
というライバルも出てきたので、
おおいに悩んでください。


追加 2012.11.6.
数年前、
ピントを合わせるため、
サービスセンターに２０Dともう一本のレンズと一緒に出してみた。

１万２千円ぐらいかかったと思う。

小さな魚の目にピントが鮮明に合うようになった。

ピントが合うと楽しくて、
「これが同じレンズか？」と疑うぐらい新鮮な体験。


保障期間内だと無料だと思う。
要確認。


＊注意＊　確かメーカー純正レンズだと、
カメラ側でピント調節する機能があるカメラもあったはず。

２０Dにはその機能は無い。

検索してみたら、
サービスセンターに出してもピントが変わらない、
よりピントが合わなくなった事例もあった。