天性の才能・並々ならぬ努力・熱き情熱に支えられた脳外科医の人となり

際立つ手先の器用さ、
並外れた集中力、
休みなく動き回る凄まじいエネルギー、
後進への教育にかける情熱、
関係者によるとどれをとっても桁外れだそうだ。
驚異のスピードにもかかわらず正確かつ丁寧に執刀する。
メーカーとの妥協無き共同開発で生まれた器具で、
患者の負荷を最小限にとどめようと確立した頭蓋底の鍵穴手術で脳腫瘍を取り出し一発全治を目指す。


先輩を敵に回し貪欲に「俺にやらせろ」と朝8時から夜の11時まで手術したり、
年間900件を超える手術をこなした時期もあり、
傑出したキャリアを持つ。
噂を聞きつけた世界から難度の高い手術が舞い込み、
さらなる挑戦が続いている。
なぜ最初に訪れなかったのかと嘆きつつ他医師の手術の尻拭いも請け負う。
Dr.福島にはかなわないと自覚しつつも、
Dr.福島に学び続ける医師たちの謙虚な姿勢にも打たれた。
後進には自分という限界値を示すことで、
簡単に諦めてしまわないようにして欲しいそうだ。
手術が進むほど上機嫌になり、
ジョークをとばすらしい（手は決してスピードを緩めないまま）。


世界に轟く名医の名声をほしいままにしつつも、
執刀前に「僕だけの神様」に祈る。
代々神道に仕えたお血筋ということで神のご加護があるのかもしれない。
患者からの感謝が何よりも嬉しく、
「全ては患者さんのために」がモットーで、
溢れる優しさで患者の心をほぐす。


名外科医の条件；才能、
努力、
経験、
道具、
神の助け、
親切、
ハート
医師へのメッセージ；「 お金のために働くな。
世のため人のために働きなさい。
挫折はあるだろうけれど顔で笑って心で泣いて。
仕事は楽しく、
患者さんには喜びと幸せを。
もてる全ての力を患者さんのために生かしなさい。
」
だそうで、
一人でも多くこのような世界トップクラスの外科医が我が国にも誕生することを願っています。
患者が医師選びをしやすいように、
医療先進国アメリカのように個々の医師の実績をディスクローズできるようになるのはいつのことだろう・・・？
難しいケースの患者でも何とか助けたいという高い志から覚悟を決め、
プロとして結果重視の厳しい世界に身を投じた腕の良い外科医と、
彼らの受け入れ・サポート体制とそれを整備できる当事者を、
外科医に命や人生を託さざるを得ない患者は切望しているのである。