ラスト250頁の怒涛の戦国絵巻は圧巻じょ!
おっと、
タイトルの語尾が泉州言葉になっとるじょ。

本書は、
上下巻で1000頁近くになるが、
ラストの250頁が俗に木津川口の戦いと呼ばれる部分。


本願寺一円を包囲する信長軍団、
そして泉州武士集団が守りを固める木津川口を突破し餓死寸前の本願寺軍に食糧を届ける毛利水軍・村上海賊の連合軍、
この水軍同士の一大バトルが木津川口の戦い。

この戦いに本作は250頁を割いている。
半日程度の戦いに250頁だから、
その密度たるや推して知るべし、
読みて味わうべし。

戦国合戦の魅力は、
一方が虎の如く攻めかかれば、
他方は竜の如く反撃する、
そして更に一方は・・・と激しさ凄さを増し続ける攻防戦にあると思う私は、
その頂点は川中島にあると思っていたが、
本書はその攻防を実に何重にも重ねているので、
お腹いっぱい!!

しかも、
この250頁のために、
上巻と下巻の前半を合わせて700頁近くを前座として使っているのが驚き。

前座というのは変な喩えで、
その750頁も十分面白いのだが、
それを前座としか思えなくなるほどに、
ラスト250頁は圧巻!!

「のぼうの城」で脚本も担当した著者ならではの、
観ているように感じられる文章で、
読者はラストに行く頃には多くの登場人物に配役を思い描いていると思う。
私は、
村上吉充が小日向文世のアテガキと信じて疑わないし、
その流れで源爺は笹野高史に決定だし、
そう思い始めると七五三兵衛は難しいなぁと思うけど阿部寛かなぁと思ったりして、
そして、
景姫が冒頭の描写からアンジェラ佐藤のまま読み終えてましたじょ。


これだけの大作な歴史小説だと、
その時代背景だの登場人物の実像だの知らないとつまらんとか思いがちだが、
本書はそんな手間は一切不要。
読むとともに人物像も人間関係も頭に入りやすいつくりになっているから。

それと、
帯文でもamazon紹介でもあるこの一文「村上海賊は毛利も知らぬ禁じ手と秘術を携えていた」
村上海賊の娘 下巻

その他の感想

リニューアル再販
子供の頃食べたな~と思ったり、こんなのまであるのかと思ったり
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