ヨリと理恵の踏み出す一歩(ネタバレしてます)
これまで表面張力で保っていたものが、
一気に溢れて動いたような展開です。

どこか封建的で保守的な環境や職業、
一方でやたらと不倫している登場人物たち。


不倫をお金で割り切ろうとして失敗したり、
お見合いしてやっぱり止めてみたり、
社会的活動に生きがいを見出してみたり…と主人公・ヨリの迷走感に食傷気味になったこともありましたが、
この巻でヨリは一歩を踏み出します。


まずひとつ、
夢幻堂先生と一線を越えそうになったところで、
なんとか拒絶したこと。
まあぎりぎりのところではありましたが(笑)常に男性に流されるまま、
主体性なくここまで来たヨリに、
ようやく「NO」と言える自分が生まれたシーンとして、
重要なのではないかと思います。


そして明らかになるルイの出生の秘密。
ここでヨリにとっての両親の姿が、
これまでとは違ったものになったのだと思います。
そして、
自分と父親との関係も。
ヨリが父親と話すシーンは涙腺がうるっときました。

自分の原家族での蟠りがふっ、
とほどけた後に、
ヨリの心に(”結婚”したい)ではなく、
(”あなたと”結婚したい)(好きよ)と真木への気持ちが生まれる流れが、
うまいなあ~と思いました。


もうひとつ、
理恵の変化もヨリとの対比で、
とても興味深かったです。

妊娠が分かった矢先、
真木から離婚を言い出され、
不倫相手からも別れを切り出され…なかなかハードな状況ですが、
こちらは自身の父(家)と決別することで一歩を踏み出します。

「自分の人生を自分で生きなきゃならないの」という理恵の言葉、
誰かに幸せにしてもらうのではなく、
自分の力で子供を幸せにしよう、
という意思、
そしてついに理恵は真木との離婚に応じます。


ヨリの両親も理恵の両親も、
好きあって一緒になった仲ではないんでしょうね。
理恵の父の「一緒に暮らしよれば夫婦になっていくと!それが結婚じゃ!」という言葉からも、
それが察せられます。

ただ、
ヨリの両親には、
母が不貞を犯し父がそれをずっと許してきたという過去があり、
そこにはある種の強い感情があった、
という背景を持つのに対し、
理恵の両親には精神的なつながりは薄かったのかもしれません。
姉の結婚 7 (フラワーコミックスアルファ)

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