品のよい文体の愛らしい文学エッセイです
(主として)アメリカ文学に出てくる食べものを枕に、
作品を紹介するエッセイです。
おいしそうなものから、
これはどうか…というものまで、
24のエッセイがメニュー仕立てで読者にサーブされます。


柴田氏の訳書は、
どんなガサツな世界を描いていても日本語の品のよさが絶妙で心地いいなぁと思いながら手に取るのですが、
このエッセイの中で紹介される作品の食をめぐるシーンの部分訳(ほとんどが氏の手になるものですが、
他のかたの訳文も紹介されています)はもちろん、
地の文も軽やかで品よく(さらに磨きがかかっているように思います)、
すいすいと読み進められます。
ゼーバルトやダイベックはひととおり押さえてらっしゃるというかたも、
まったく手に取ったことがないかたも、
さっぱりと楽しめるように思います。


加えて、
装丁と構成がシンプルなようで凝っていてとても愛らしいのです。
角川書店さん、
ナイスデザインです。
目次のメニュー仕立てにふふっと笑い、
地の文が明朝体、
作品の訳文が教科書体と、
各ページに見た目でアクセントがついていることに嬉しくなります。
吉野朔実氏の手になる表紙と口絵のラブリーさも2重マルです(巻末のあとがき対談も楽しい)。
柴田氏?と思われるメガネ男性がほぼ毎回描かれています。


手にとってから読む途中、
読後まで楽しめる1冊でした。
大事に作っている(本当はどの本もそうだと思うんですが)作り手の思いもびしびし伝わってくるので、
☆5つです。
つまみぐい文学食堂 (角川文庫)

その他の感想

まあまあてことよ
フォニックスの学習に最適です
グレーの傘を電車に置き忘れて …
toshi
私的には傑作です
空気入れが・・・
買って後悔
使いやすく工夫されている が
道路好きにはたまらない
トータルで聞くと良さが際立つ!
残りの端数金額はどうするか考えなきゃ
これで1,000円は(ファン心理につけ込む)暴利だろうさ。
再読して改めて感銘
生地がしっかり厚い
軽くてやわらかいです
重さは約320g
この人のファンなら
独立の勇気が湧いてきました
スペア部品として予備を持っていると便利です
シリアルコードだけ売れば?
バイク車載用に最適
仕事の丁寧さが光る
まだ使ってませんが…
違和感もなく、これで充分。
行動と気持ちを同時に軽く出来る一石二鳥本
デカッ! でも長く使えるなぁ
まだ着せてませんが…
ボゴムにキュン
題名と本の中身は一致していません。
どこの本よりも良くまとまってます
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