地理のバイブル

受験期には、
必ず自分にとってバイブルになった参考書があると思いますが
間違いなくこのジオゴロは僕にとってのバイブルでした
著者の坂本先生の授業を受けており、
先生の授業が素晴らしく、
この本も気になっており購入しました

まずなんといっても知識の定着がしやすい
地理は暗記じゃない
これは確かにそうだと思います。

ただ前提知識は絶対に必要だし、
問題の解き方（プロセス）の暗記も絶対に必要
この土台があって初めて、
地理は暗記じゃないって言えると思います
この二つの土台を完璧すれば、
たくさんある問題も同じに見えて来ます
ただ使える知識になるくらい完璧に理解し正確に暗記しなくてはいけません

例えば大豆の生産上位国のゴロで
『大豆の　アブラが　あるっちゃ』　
上位から、
アメリカ、
ブラジル、
アルゼンチン、
中国となるのですが
この前提知識があるだけで、


大豆→飼料用、
食用
アメリカ→コーンベルトで、
豚、
肉牛の飼料用
なおかつ、
マメ科であり土地の地力維持に役立つ（アメリカでの土壌侵食にも関連させれる）

ブラジル、
アルゼンチン、
中国→近年の大豆の増加の原因は、
経済発展により生活水準が上がった中国の食肉需要の増加による食用油としての利用や、
バイオ燃料としての利用
さらに、
ブラジル、
アルゼンチンの農業もアメリカと似ているのではないか？
ブラジルと大豆関連で農業の多角化、
気候の分布などなど

こんなふうに色々関連させて覚えることができます

その知識方面をカバーするのがこの本であり、

統計の頻出する部分が凄く覚えやすい
さらに、
気候、
農業、
工業のすべての分野をカバーでき
イライラするくらい覚えにくいヨーロッパの国や都市分布もゴロと、
地図帳を関連させるだけで簡単に覚えることができます
また、
論述をする上で前提となる考え方も書かれており本当に良書です

とにかく覚えやすいんです、
僕は１０周以上してこの本の内容を完璧に覚えました