低価格タブレットが結構良くなっていることが解った

「CES2015現地速報」は全体としては「ポストスマホ」の商品を各々簡単に紹介したという印象でした。

紹介していた商品には偏りがあったように思います。

例えば、
他のメディアでは結構取り上げられていた新型ウォークマンは週アスでは全く取り上げられていませんでした。

ちょっと詳しいと言えたのが「スマートテレビ」と「IoT＆ベンチャー製品」だったと思います。

PCとスマホに関しては両方ひとまとめの記事が２ページという状態でした。

特にスマホに関しては、
大手メーカーの新製品の発表がMWCとなるらしいということでやむをえなかったと思いますが、
やはり速報にすぎない簡単な記事と言う印象は否めないと思います。


「失敗しない3万円タブレット選び」はAndroidとWindowsの低価格タブレットの特集でした。

「３万円以下」という制限をつけたせいもありiPadには触れていません。

この価格帯なのですが、
今回紹介された機種にはフルHD解像度のものが複数あり、
決して低スペックとは言い切れないものでした。

この記事でライターの笠原氏が書いているように、
"PC + スマホ + タブレット"というインターネットにアクセスできる情報端末市場の市場シェアは、
Androidが５割くらいに達している一方、
PCは10数パーセントに過ぎないためにインテルとマイクロソフトが危機感を持っており、
自社の利益を削ってでも低価格向けのソリューションを提供していることが背景にあると思います。

この記事では、
その他に電子書籍端末選びとして薄さと軽さを比較したり、
バッテリーの持ちや内臓スピーカーの音質、
カメラの性能等の比較の他、
周辺機器の紹介も行っています。

ただし、
周辺機器に関しては、
防水ケースのように下手をするともうちょっとお金を出して、
最初から防水タブレットを買った方がお得かもなんてものもあるので注意が必要です。

全体としては、
結構有益な記事だったように思います。


「ナベコとつばさのおたよりコーナー」と「虚構新聞」は次号で最終回だそうです。