本体とセットで購入することは必須といえます

薄さの割にタイピングしやすいことが特徴の、
「surface pro 3」用のキーボードです。

閉じたときに、
本体の画面をカバーする役割も果たします。


本体へはマグネットで容易に接続でき、
瞬時に認識されて入力し始めることができるため、

surfaceの購入に際しては、
「Type Cover」も購入することは必須と言えるほど、
親和性が高いです。


電力はsurface本体から供給されるため、
電池の交換や充電の必要がなく、

搭載しているバックライトも本体からの電力でOFFからかなり明るめまで調整することができます。

これには、
「バッテリーを搭載していないのに」という、
ガジェットとしての不思議な魅力を感じます。


しかし、
この製品をカバーとして見ると、
あまり高い評価をすることはできません。

マット加工されているため汚れやすく、
そもそも薄い精密機器でカバーするという仕様を考えると非常に危険です。

「閉じるだけでカバーにもなる」という機能的でおしゃれな発想の裏に、
上記の非合理性が隠れてしまっています。


キーボードとしては、
評判通りしっかりとしたクリック感があり、
非常に入力しやすいです。

唯一残念な点は、
下部のトラックパッドは非常に敏感なため、
タイピング中に誤操作を起こしてしまうことがある点です。

感度やON／OFFを切り替えることはできるものの、
設定画面は瞬時に呼び出せる位置になく、

頻繁に切り替えることには向きません。